マンガのキャラクターはなかなか歳を取りません。そのため、例えば、「サザエさん」の磯野カツオは、「かもめ第三小学校」の5年3組の生徒を長年続けています。
ところが、1980年代の「週刊少年ジャンプ」には、キャラクターがちゃんと歳を取るギャグ漫画が連載されていました。そのマンガとは、TVアニメにもなった新沢基栄さんの「ハイスクール!奇面組」です。
当初は、変態中学生・一堂零がリーダーを務めるチーム「奇面組」を中心に、「腕組」、「骨組」などその他の個性的なチームが繰り広げる、中学校を舞台とした「3年奇面組」というタイトルで連載が始まりました。
しかし、その後、中学3年生だった「奇面組」のメンバーたちが留年を経て、中学を卒業すると、物語の舞台は高校に移り、作品のタイトルも「ハイスクール!奇面組」に変更されたのです。
学校の頃には、何かと行動をともにするちょっとした「チーム」がありましたよね。でも、社会人になると、そういう「チーム」を持つのも容易ではありません。
この「ハイスクール!奇面組」は、個性溢れるキャラクターたちがドタバタ劇を繰り広げる荒唐無稽なギャグ漫画でありながらも、毎年、そのキャラクターたちが、読者である少年たちと同じく、学園からの卒業に向けて歳を取っていくという点が妙にリアルでした。
また、「〇〇組」という特色ある5人一組のチームが幾つも登場する点が、何となくコレクター魂をくすぐられる、この作品の最大の特徴でした。
皆さんの現実の学園生活でも、名前はついていないにしても、何かと行動をともにする3~5名程度のちょっとした「チーム」が幾つもあったのではないでしょうか。筆者もこの手の「チーム」を率い、様々な企みを行っていたものです。
しかしながら、大人になると仕事などを通じて知り合いの人数こそ増えていくのですが、皆さん、利害関係があったり、じっくり話す機会が限られていたりで、何かを企てるための「チーム」の結成には至らない場合が多いのです。
何かを企てるための「チーム」と言えば、Googleを創業したラリー・ペイジさんとセルゲイ・ブリンさんは、スタンフォード大学大学院で出会い、1998年にこの2名の共著により、後のGoogleの仕組みの基礎となる論文「The Anatomy of a Large-Scale Hypertextual Web Search Engine」を執筆したのだと言います。
もし、スタンフォード大学が無ければ、この2名は出会うことはありませんでしたし、Googleが始まることもなかったのです。これほどの成功事例となると数が限られますが、「学校」という場が「やる気あふれる人材」同士を出会わせ、新たなプロジェクトの誕生に繋がった例が幾つもあることにお気づきいただけるのではないかと思います。
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物事を成し遂げることは登山に似ています。甘く見ていると命を落とすこともあります。だから、トレーニングを積んで、仲間とパーティーを組み、ベースキャンプから頂上を目指して登るのです。どうせなら世界をも視野に入れ、まずは我が国の最高峰の攻略を目指しましょう!
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勿論、「学校」と言っても、いい大人に高校や大学に入り直せと言うのではありませんし、カルチャースクールや、資格の予備校に通えと言うのでもありません。
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逆に、負荷がかからない環境には、それ相応の方々が集まります。
その手の環境は、飲み会を開くなどしてお友達を増やすのには良いかも知れませんが、「やる気あふれる人材」が成長を遂げたり、何かを成し遂げるための「チーム」を結成する場としてはお勧めできません。
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