続・起業・独立のための人脈を作る方法～ネットワーク力で起業・独立のリスクを抑える～

1980年代のテレビには、「この物語は・・・」のナレーションで始まる、大げさな台詞とやや荒唐無稽なストーリー展開で、お茶の間を釘付けにした「大映ドラマ」と呼ばれる作品群がありました。

その「大映ドラマ」の代表作で、お笑いタレントの松村邦洋さんが「イソップゥ～」などと劇中のセリフのモノマネをすることでおなじみの作品と言えば、「スクール☆ウォーズ〜泣き虫先生の7年戦争〜」です。

2015年のワールドカップでの日本代表の健闘や、五郎丸歩選手の海外移籍などもあり、近年、我が国でのラグビーへの注目は高まりつつあります。

そんな近年のラグビーブームの遥か前、1980年代の我が国においては、この作品が、多くの少年たちに学校のラグビー部の門を叩かせる原動力となっていました。

「スクール☆ウォーズ〜泣き虫先生の7年戦争〜」とは、元ラグビー日本代表の熱血教師が、校内暴力で荒れる高校に赴任し、様々な困難と闘い、全く無名だったラグビー部を僅か数年で花園に導き、そして、全国制覇を成し遂げるという熱い物語でした。

実話をベースにして描かれた、感動的なこの作品から視聴者が学んだのは、ラグビーにおいての基本的な心がまえでした。

それは、「one for all、all for one（一人はチームのために、チームは一人のために）」です。

ラグビーとは、体格や持ち味の異なる15人が一つのチームとして相手チームと戦うスポーツです。大きな選手たちがスクラムを組み、小柄な選手が絶妙なタイミングでパスを出す、そして、俊足の選手が全速力でフィールドを駆け、トライを狙う。ラグビーは、ポジションによって求められる能力や役割が大きく異なります。そんな選手たち一人一人が、それぞれのベストを尽くすことで、チームは初めて勝利を手にすることが出来ます。

この15人の仲間のうち誰一人欠けてもチームは勝利できないため、常に選手は自分のためではなく、仲間のためにプレーするのです。

「起業・独立のための人脈を作る方法～ネットワーク力で起業・独立のリスクを抑える～」では、夢を実現するために起業・独立を果たすにあたっては、起業・独立を目指す仲間との人脈の形成が大切であると申し上げました。

確かに、起業した人の5年後の生存率は15%未満、10年後の生存率は7%未満、20年後の生存率は1%未満と言われる中で、人脈をしっかり形成し、仲間と強い絆で結ばれたネットワーク力を持つことは、あなたの生存率を高めることに繋がります。

しかしながら、実際にプロジェクトを立ち上げて、起業家（アントレプレナー）としての具体的な行動を起こしていくには、単に知り合いであるという意味においての人脈（コネクション）があるだけではまだ不十分なのです。

もっと起業・独立のリスクを抑え、理想の実現に向けて、起業家（アントレプレナー）としての具体的な行動を起こしていくには、人脈（コネクション）をより結束の強い「チーム」に変えていく必要があります。

つまり、ラグビーのチームのような、「one for all、all for one（一人はチームのために、チームは一人のために）」の精神で結ばれた、あなたのプロジェクトを実行していくための「チーム」が必要なのです。

あなたが、もし、一匹狼の起業家（アントレプレナー）なら、あなたが持つ、あなたのプロジェクトに費やせる時間は1日24時間しかありません。

ところが、これがチームなら、「1日24時間×人数」に跳ね上がるのです。

それから、あなたが、もし、一匹狼の起業家（アントレプレナー）なら、保有するスキルや情報などは、あなたが持つものだけに限定されてしまいます。

しかしながら、これがチームなら、あなた以外のチームのメンバーたちが保有するスキルや情報なども、あなたのプロジェクトに活かされることになるのです。

また、プロジェクトを進めるうちに、切磋琢磨が進み、各メンバーの更なる成長も見込めることでしょう。これもチームならではです。

あとは、同じ理想の実現に向けて、「one for all、all for one（一人はチームのために、チームは一人のために）」の精神で、それぞれのベストを尽くせば、大幅に起業・独立のリスクを抑えることができるとは思いませんか？

「起業・独立のための人脈を作る方法～ネットワーク力で起業・独立のリスクを抑える～」では、当サイトにおいて、「やる気あふれる人材」に参加者を絞った人脈形成のツールとしてのSNSを企画中であると申し上げました。

このSNSでは、全国の「やる気あふれる人材」が相互に繋がり（コネクトし）、人脈（コネクション）を形成するだけでなく、テーマを定めて「チーム」を作るところまでを行えるようにしようと考えています。

ここでは、全国の「やる気あふれる人材」たちが、それぞれの「オピニオン（主張）」をぶつけ合い、社会や経済の様々な問題などに気づき、あるいは、それらの問題意識を深掘りし、人材としての成長のヒントや、プロジェクトの着想を得るような、プラス志向のネットワークが形成されるのです。

このSNSは、Facebookなどのように、世界中の多様な人々を集め、近況などを投稿し合う場所ではありません。

このコラムを敢えて探して読むような、「やる気あふれる人材」の皆さんが、何かを成し遂げる取っ掛かりになるような場所を目指しているのです。

ですから、少数精鋭で濃密な議論が出来たほうが、「やる気あふれる人材」の皆さんにとっては、有意義だと考えています。

続報は、このサイトでも、追って発信しますので、乞うご期待！