夢を実現するために起業・独立したい。その為にも、自分と同じように起業・独立を目指す仲間とのネットワークが欲しい。
起業した人の5年後の生存率は15%未満、10年後の生存率は7%未満、20年後の生存率は1%未満と言われていますが、一匹狼の起業家(アントレプレナー)と、仲間と強い絆で結ばれたネットワーク力を持った起業家(アントレプレナー)では、どちらが生存率が高いのでしょうか?
歴代、成功を収めた起業家(アントレプレナー)は多数おられますが、歴史に「もし」はありませんから、同一人物に前提を揃え、一匹狼の場合と、仲間と強い絆で結ばれたネットワーク力を持った場合とを比較し、優劣を決めることは出来ません。
ただ一つ、確実に言えることは、一匹狼の起業家(アントレプレナー)は、決してIPO(株式公開)をしないと言うことです。
一匹狼の起業家(アントレプレナー)ってこんな感じではないでしょうか?嵐(リスク)が吹き荒れる闇の中を小型機が飛ぶのです。いつ墜ちてもおかしくありませんよね。
分かりやすい成功例として、日本発の世界(グローバル)企業、「ソニー」を例に取りましょう。
「ソニー」は、「東京通信工業」として、井深大さんと盛田昭夫さんを中心メンバーとして「真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設」を目指して始まりました。
「ソニー」は、井深大さんの技術力や構想力に、盛田昭夫さんの営業力や資金調達力が加わり、世界(グローバル)企業へと飛躍していったのです。
井深大さんや盛田昭夫さんが、もし一匹狼の起業家(アントレプレナー)だったら、「ソニー」でさえも、5年後の生存率15%未満、10年後の生存率7%未満、20年後の生存率は1%未満という現実の壁に叩きのめされていた可能性があるのです。
井深大さんと盛田昭夫さんの場合は、「ソニー」をスタートさせるよりも前の太平洋戦争中に、戦時科学技術研究会という場で出会っていたと言います。
しかしながら、人間関係というものは、相互に釣り合わなければ始まりません。
井深大さんと盛田昭夫さんの場合は、同じような関心領域を持つやる気あふれる人材が集まる研究会において、能力ややる気などについて、互いに「釣り合い」を見出していたからこそ、相互に有益な人脈となり、後の「ソニー」の誕生に繋がったと言えるのではないでしょうか?
言い方を変えると、この研究会において、井深大さんと盛田昭夫さんが顔を合わせ、あいさつを交わしていたとしても、仮にどちらかが物事を成すにあたっては不十分な努力しかしておらず、小さな志しか持ち合わせていなければ、そこに互いに「釣り合い」を見出すことは出来ず、従って、「ソニー」の誕生に繋がるような、相互に有益な人脈にはならなかったということなのです。
有益な人脈を得るには、自分の価値を高め続ける必要があります。なるべく多くの良い人材と釣り合いましょう。出会いの取っ掛かりは、研究会や学校だけじゃなく、WEB上にもあります!
SNSは人脈形成の有力なツールです。しかしながら、代表的なSNSは地球規模での交流を実現し、いろんなことが出来る一方、テーマを絞った人脈形成には大きすぎます。
つまり、起業・独立のための人脈を作るためには、自らの能力や志を磨き続けることが不可欠だと言うことです。
その上で、やる気あふれる人材との出会いを求めて行動を起こしましょう。
例えば、経営学修士(MBA)の取得を目指してビジネススクールに進学する、起業・独立を目指す人材の集まる研究会に参加する、大前研一さんが創設した政策学校「一新塾」のような何かを目指す人材が集まる学校に入門するなどの方法があります。
このようなリアル(現実)の場以外にも、インターネットなどの通信環境が整った今日のわが国では、Web上でも有益な人脈との出会いの場が得られることでしょう。
例えば、Facebookなどに代表されるSNSなら、地理的・時間的な壁を越えて、全国各地の人材とコミュニケーションを取ることが出来ます。
Facebookなどの代表的なSNSは、登録しているユーザーの規模の拡大により、地球規模での交流を実現しています。確かに、これはこれで価値があります。
しかし、ネットワーク力で起業・独立のリスクを抑えるべく、有益な人脈を形成しようという場合、巨大なSNSは必ずしも便利ではありません。
なぜなら、ユーザーは確かに多いのですが、名前などでユーザー検索をしてみても、その人が「起業・独立」や「人脈形成」に関心があるとは限らないのです。
また、SNS内には家族やペットの近況など、ネットワーク力で起業・独立のリスクを抑えるべく、有益な人脈を形成しようという目的の為にはノイズにしかならない大量の情報が流れているのです。
そういう投稿に「いいね」をするのもSNSの楽しみの一つなのですが、ネットワーク力で起業・独立のリスクを抑えるなどといったビジネス目的では、広大な砂浜の中からキラリと光る自分好みの砂粒を探し出そうとするようなものです。
そこで、「やる気あふれる人材」に参加者を絞ったSNSへの参加が有効となるのです。「やる気あふれる人材」に参加者を絞ったSNSなら、最初から本題に入り、議論の密度や人脈形成という目的を追求できるのです。
当サイトにおいても、「やる気あふれる人材」に参加者を絞ったSNSを企画中ですので、続報をお待ち下さい!
もし、「やる気あふれる人材」に参加者を絞ったSNSがあれば、人脈形成の強力なツールになりますよね。だから、近いうちに創ることにしました。
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