「機動戦士ガンダム」や「宇宙戦艦ヤマト」と並ぶ1980年代前半のアニメブームを象徴する作品と言えば、「超時空要塞マクロス」です。
この作品がテレビで放送された当時、主人公・一条輝やその先輩のロイ・フォッカーたち統合軍による地球の運命を懸けた巨大な異星人・ゼントラーディー軍との闘いは、何十年も先の未来の物語のはずでした。
しかし、西暦2009年を舞台にした「超時空要塞マクロス」は、今となっては既に過去の物語になっています。
時代がかつてのSFを追い越した今、私たちは空想で描かれた「未来」が実際には訪れていないことを知っています。
ロボットに変形する戦闘機も、艦内に市街地を持つ変形する宇宙戦艦も、今のところ、世界中のどの軍隊にも実戦配備されていないのです。
もちろん本当の猫や杓子はスマートフォンを持っていませんよ。でも、技術的な関心が高い層に限らず、ごくごく平均的な層が、高性能なマシンを当たり前のように持ち歩く時代になったのです。これって大きな転換ですよね。
私たちは、想像していたよりも遥かに現実的な「未来」を生きています。
しかしながら、情報、通信、コミュニケーションの分野に関しては、そうではありません。
技術革新は私たちの日常を大きく変えました。例えば、スマートフォンの普及率は、２０１７年の時点で既に８０％近くに達していると言われています。
また、我が国のSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）の利用者数は７０００万人規模にも達していると言われており、人々のコミュニケーションのあり方も変わりました。
今や、猫も杓子もがスマートフォンなどの高度な通信機器を毎日持ち歩き、SNS（ソーシャルネットワーキングサービス）などを用いて、時間や空間を超えた活発なコミュニケーションを実践する時代になっているのです。
ICT（情報通信技術）の発達と価格の低下により、一昔前なら、それなりの能力が要求されたことも、誰もが簡単に行えるようになりました。
例えば、Googleなどのサーチエンジンを用いて必要な情報を瞬時に探し出したり、近場で手に入らない書籍をAmazonなどで即時にダウンロードしたり、未知の他人とSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）を用いて交流を深めたりすることが簡単にできます。
「超時空要塞マクロス」が放送されていた１９８０年代の技術では、こんなことは不可能でした。
しかし、これだけICT（情報通信技術）が発達しても、5年後の生存率15%未満、10年後の生存率7%未満、20年後の生存率は1%未満という起業・独立の現実は変わっていません。つまり、ICT（情報通信技術）というツールを手に入れるだけでは、足りないということです。
ICT（情報通信技術）は膨大な情報へのアクセスを容易にしました。しかし、情報はサーチエンジンなどを使って得るだけでは足りません。得た情報を巧みに使いこなすスキルの有無とその巧拙が明暗を分けるのです。
情報だけ手に入れても、その意味合いを理解し、巧みに使いこなせなければ、そのようなものは「猫に小判」です。弄んでいるうちに時間だけが過ぎていきます。あなた自身のスキルを高めて使いこなせるようになるか、手っ取り早く「分かる他人」の力を借りましょう！
では、5年後の生存率15%未満、10年後の生存率7%未満、20年後の生存率は1%未満という起業・独立の現実の壁を乗り越え、生き残るには何が必要なのでしょうか？
当サイトでは、5年後の生存率15%未満、10年後の生存率7%未満、20年後の生存率は1%未満という起業・独立の現実の壁を乗り越え、生き残るために、ICT（情報通信技術）というツールを用いて得た情報を巧みに使いこなし、自分の力に変えていくスキルを磨くことをお勧めします。
確かに、インターネットなどでは膨大な情報が公開されています。しかし、膨大な情報がそこにあり、ググれば簡単に出てくるということと、あなたが情報を理解していて、使いこなせるということは全く別の次元の問題なのです。
実際、裁判例、統計情報、有価証券報告書、オープンソースのソフトウェアなど、使える情報がインターネットなどを活用すれば、タダかタダ同然で手に入ります。
しかし、これらを活用して勝つための戦略を練るには、使える情報を選別し、十分に理解した上で解釈を加えて、あなたにとって使えるレベルまで持っていかなければならないのです。
そうするためには、あなたは思考力や感受性を磨くだけでなく、経済や法律など様々な分野についての深い理解を得なければなりません。ただし、このスキルアップの工程を十分にこなすには、膨大な時間の投資が必要です。
ICT（情報通信技術）が発達する遥か前から、図書館には膨大な情報が、誰もが使える状態で公開されていました。けれども、その膨大な情報を駆使して、成功を収めたのはごく一部の方々なのです。
確かに、ICT（情報通信技術）は、情報の流通のあり方を大きく変えましたが、あなたをはじめとした、人間の能力を変えてはいないのです。
だから、高度なICT（情報通信技術）によって情報を得たからと言って、あなたは成功出来ません。この道には、安易な道などありませんから、地道に鍛錬に励んでください。
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