「教師生活25年!」みたいな決め台詞を言うかどうかは別として、ありがちな学校の先生たちが、勉強について、少年時代の私たちに教えてくれたことは「基礎」が大切だということです。
この教えは、確かに間違えてはいないのです。「基礎」が大切じゃないわけありません。
この教えの効果なのか、私の通っていた高校では英語の単語帳を丸暗記しようとしたり、文法の問題集を何回も解き直したり、英文をひたすら和訳し続ける人がいました。
でも、そうやって努力し続けた末に、晴れて東大に進学してエリート街道を駆け抜けているなんて人はごくごく一握りなのです。大半の人は教えを守って「基礎」を大切にしていたにも関わらず、その他大勢の人生を歩んでいるのが現実です。
クラスに一人はいた気がするガリ勉。でも将来、必ずしも活躍していません。
会計や法律、IT、ビジネス英語など大人の勉強の基礎って本当は何でしょう?うっかり無駄な努力をしていませんか?
そこで一つ考えていただきたいのが、そもそも「基礎」って一体何なのかということです。
皆さんは、それを理解した上で、勉強に取り組んでいるのでしょうか?或いは、実際には何が「基礎」なのかはよく分からないけど、何かを「基礎」だと信じてとりあえず努力しているのでしょうか?
例えば、英語の勉強で行くと、英文の和訳、歴史なら年号の暗記、数学なら語呂合わせなどを用いた公式などの暗記などは、とりあえず「基礎」なんじゃないかと信じてやっていたのでしょうか?
もし、それらが本当に大切にしなければならない「基礎」だったのだとすると、多くの方が大きな成果を得られていない結果をどう説明すればいいのでしょうか?単に能力差があったの一言で済ませてしまうのでしょうか?
この「応用から入る資格試験攻略法~基礎から入らないさかさま理論武装~」では、主に多忙な社会人の皆さんに向けて、一般的に信じられてきたような「基礎」から入る勉強法にメスを入れます。
手に入れた目の前の仕事に熱心に取り組めば取り組むほどに、時間や情熱というエネルギーはそこに費やされ、キャリアアップ、スキルアップに向けての自分の勉強はその分難しくなります。
そのような中で、仕事と学びを両立させて資格試験などに取り組まなければならない社会人だからこそ、曖昧な「基礎」に振り回されている暇など無いのです。
いくら能力が高くても、時間がなければ何もできません。人生の価値最大化に向けて、無駄な時間は徹底的に削って成長を加速しましょう。時は金なり!
「基礎」ではなく「応用」の上にある成功へのステップを駆け上がりましょう!
だから、多忙な社会人の皆さんのために、敢えて言わせていただきます。「応用から入れ」と。
キャリアアップ、スキルアップのための資格試験などは手段であって目的では無いのです。曖昧な「基礎」に囚われ、無駄に時間を費やすくらいなら、勇気を出して「応用」から入って資格試験攻略に向けての取り組みを加速しましょう!本当のやるべきことは合格の向こう側にこそあるのですから。
さて、ガイダンスはこの辺にして、次回以降は具体的な内容に入ります。応用から入る勇気がある人は付いて来てください。
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