Appleの創業者・スティーブ・ジョブズさんに代表されるような、新しい事業を生み出し、その力で世の中を変えていく起業家(アントレプレナー)は、多くのビジネスパーソンにとって憧れの職業です。
国内の起業志望者は、常時100万人程度はいると言われています。統計などには現れてこない、潜在的な起業志望者を含めるともっと大勢の起業志望者とその予備軍がいると言えるのではないでしょうか。
そんな中、約20万人の方々が実際に起業家(アントレプレナー)としてデビューを果たします。
しかし、その「起業・独立」の先には、もれなく5年後の生存率15%未満、10年後の生存率7%未満、20年後の生存率は1%未満という起業の現実が待っていて、起業家(アントレプレナー)としてデビューを果たした方々の大半が脱落します。
このような現実があるからか、「起業=リスクが高い」という認識が先行するあまり、具体的な挑戦を行わずに、夢をただの憧れで終わらせてしまう方があとを絶ちません。
起業・独立に伴う「リスク」というものは、決してこの画像の「リスくん」のように可愛らしいものではありません。手を触れる前に徹底した準備を心がけましょう。
しかしながら、リスクを抑えた起業・独立の方法があるとしたら、夢をただの憧れで終わらせているなんて、勿体無いとは思いませんか?
人生は一度きりです。そして、あなたという人材も、その志もオンリーワンなのです。
しかも、人は誰もが老いていくのですから、何もしなければ、やがて何もしなかった人としての死が訪れるのです。その場合、あなたは死の間際に、一体何を思うのでしょうか?
筆者は、不惑をとうに過ぎたいい歳の人物が「高校の頃、成績が良かったから、東大に入ろうと思えば入ることが出来た。だから、実質東大卒だ。」などと仰っているのを聞いたことがあります。
しかし、この手のことを仰る人物は、実際には、然るべき年齢の頃に東大を卒業どころか、合格すらしておらず、ただ憧れていただけなのです。
有名大学への進学は、然るべき準備を徹底的に行うことにより、それなりの確率で憧れを現実に変えることが出来ます。
また、ビジネスパーソンに求められるMBA(経営学修士)やCPA(公認会計士)をはじめとした難関の学位や資格なども同じで、然るべき準備を徹底的に行うことにより、取得出来る確率が一気に跳ね上がるのです。
何事も、多くの方は、憧れてはいますが、然るべき準備を徹底的には行っていないのです。
「起業・独立」の先には、もれなく5年後の生存率15%未満、10年後の生存率7%未満、20年後の生存率は1%未満という起業の現実が待っているとは言うものの、脱落した方の起業家(アントレプレナー)の中に、然るべき準備を徹底的に行ってから起業家(アントレプレナー)への転向を果たした方は、一体どの程度いるというのでしょうか。
だからこそ、やる気あふれるビジネスパーソンが、然るべき準備を徹底的に行うことにより、相対的に起業・独立のリスクを抑え、憧れを現実に変える確率を高めることが出来ると言えるのです。
当サイトでは、攻守兼備の型と言われる大相撲の土俵入りの型「雲龍型」になぞらえて、徹底的に然るべき準備をし、リスクを抑えて、攻めつつ守る起業・独立の方法を「雲龍型起業」と呼び、起業・独立を視野に入れるビジネスパーソンの皆様にお勧めします。
このコラムでは、「雲龍型起業」の真髄や、然るべき準備を徹底的に進める上で必要な着眼点、具体的な方法論について少しずつですが、深掘りしていきます。
読者の皆さんも、「雲龍型起業」により、Appleの創業者・スティーブ・ジョブズさんのように、新しい事業を生み出し、その力で世の中を変えていく起業家(アントレプレナー)を目指しましょう。
この方が雲龍型の元祖で第10代横綱の「雲龍」です。この方なくして雲龍型は生まれませんでした。
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